
Civilization Ⅵ e-Sports Tournament
1.最低値

civ6のマップ上には様々な出力のタイルが存在します。
トウモロコシ のマークが食料、
歯車 のマークが生産力を表しています。
以後それぞれを"食料"と"生産力"と呼称します。
※配信などでは生産力のことを"ハンマー"や"ギア"と呼ぶこともあります。
そして、使うに足るタイルの最低値は2:2タイル です。
では1:3タイル や3:1タイル はどうでしょう?
3:1タイルは人口が伸びやすいので、特に序盤では十分なタイルと言えます。
1:3タイルについても一見生産力が高く、十分に強力なタイルのように見えます。
しかしこのゲームのタイルの使用条件は、そのタイルに市民 が配置されていることです。
つまり下画像のように、人の顔のマーク が白くなっていないと
国境内であっても使用していることになりません。
そしてこの人の顔のマークが人口です(都心の1つは加算せず、動かすこともできません)。








人口が配置されておらず、
タイルが使用されていない
人口が配置されていて、
タイルが使用されている
そのため、3:1タイルは現段階だと生産力が弱いですが、人口を早く伸ばすことができるため
実質的に2:2タイルと同等の出力を期待できる場合もあります。
しかし1:3タイルだと一時的な出力は高くなりますが人口が増えないので
都市の成長率が期待できずあまり強くない、と考えることができるわけです。
なお、人口が2になった際に1:3タイルと3:1タイルを両方使用すると
合計値が2:2タイルを2つ使っている状態と同様なため、全く問題はありません。
2.産出のレート
では、2:1:3タイルなど、食料と生産力以外の産出があるタイルについては
どのように判断するのがよいでしょうか?
civ6における産出のレートは
1生産力 =4ゴールド =2信仰力
となっています。
そのため一見強そうな2:1:(ゴールド)3タイルも、実は2:2タイルより弱いということになります。
しかしながら、ゴールドは生産力や信仰力と違い他人に譲渡することができます。
そのため、必ずしも1生産力・信仰力>1ゴールドの図式が成立するわけではありません。
状況に応じて、今自分に最も必要なリソースは何かを判断しましょう。
では、文化 や科学 の場合はどうでしょう?
これに関しては判断が非常に難しいです。
まず科学について、
初心者が目を向けがちな科学ですが、実は序盤の科学はそれほど強くありません。
理由は様々ありますが、科学を急いで上げても生産力が追い付かない等が理由に挙がります。
そのため、特別の理由(例:1Tでも早く騎乗兵を出したい等)がない限りは
序盤の科学はそれほど重視する必要はありません。
一方で文化について、こちらは非常に重要です。
文化の強さは初心者のうちはわかりにくいですが、実は非常に重要です。
というのも文化力はリソースに直結するからです。
もう少し具体的に説明しましょう。
文化力の使い道は主に文化ツリーです。
ツリーというと一瞬科学と同じように見えるかもしれませんが、
文化ツリーで解禁される政策カード は下画像のように、リソースに直結します。







生産力が増えるカード、
つまりリソースに直結
更に、社会制度「政治哲学」が解禁されると政府が解禁され、
カードのスロットが増えるだけでなく、その政府ごとの特殊効果もあり、
さらに強力な政府複合施設の中身も解禁されます。
更にGSの場合、政治哲学の研究が終わると黄金時代ポイントがもらえます。


他にも、タイル(国境)の拡張は都市の文化力に依存します。
そのため、初期の文化力は特に重要となります。
とはいえ文化を重視しすぎて人口も生産も不足して何もできないとなると本末転倒なので、
基本的には 食料2:生産力2 のタイルを使用しましょう。
3.タイルの購入
最後にタイルの購入の基準についてです。
根本的な考え方は前述の 1生産=4ゴールド で考えます。
が、基本的には近場の2:2タイル以上があれば購入で良いでしょう。
例えば下の画像の場合、都市左下赤枠の2:3タイルは購入する価値があります。

購入の方法は画面右下の都市の項目の左から2番目をクリックします。

戦争準備などで大量にゴールドが必要になることもあり、
必ずしも2:2以上のタイルを即買いするとは限りませんが、
お金に余裕がある場合、2:2以上の価値のあるタイルは凡そ購入すると考えてよいでしょう。
他にも、ただの2:2タイルでもそもそも国境内に2:2タイルが少なく、
人口>2:2タイルの数 の状態になってしまった際には
すべての市民を2:2タイル以上に配置するために購入しましょう。