
Civilization Ⅵ e-Sports Tournament
都市国家
文明とはまた違った特殊な都市、都市国家。
今回は都市国家の扱いや、おすすめの都市国家について解説します。
1.都市国家とは
都市国家とは、ゲーム内に存在する、どの文明にも属さない独立都市です。
彼らはプレイヤーに対して様々なボーナスを与えたり、
或いは戦争状態になり、敵対する場合もあります。
見分け方ですが、文明はどれも国境が2色の点線/実線になっているのに対し、
都市国家の国境線は1色の点線のみです。
また都市国家はその都市数を1つしか所有しません。
稀に戦争などによる略奪により開拓者を所有する場合がありますが、
それでも2都市以上になることはありません。
↓一般的な文明の国境 都市国家の国境↓


では都市国家の効果を見ていきましょう。
都市国家は 種類あります。
それぞれ
科学重視の都市国家
文化重視の都市国家
工業重視の都市国家
交易重視の都市国家
宗教重視の都市国家
となっています。
これらは色で見分けることができます。
そして何を重視している都市国家化によって、それぞれもたらしてくれる効果が変わります。
一つ例にとってみてみましょう。

都市国家はそれぞれ個別特殊な効果と
同種の都市国家なら同じ効果の部分と
二つがあります。
}
} 部分は科学都市国家ならすべて共通です。
宗教都市国家はまた違った内容で、
けれども宗教都市国家共通のまた違った
ボーナスが入ります。
←
一番下の項目は都市国家ごとの固有ボーナスです。
例えば同じ科学都市国家であるジュネーブは
また違った能力になります。
そして、上3つの共通能力は、敵対状態ではない状態で代表団を入れれば
誰でも恩恵にあずかれます。
一方で一番下の能力はその都市国家の"宗主国"になっていなくてはなりません。
そして宗主国は1文明しかなることができません。
ただし宗主国は、その年に送った代表団が一番多い人がなる、つまり
票数で逆転すれば成り替われるので
欲しい都市国家がある場合は票をたくさん入れましょう!
2.宗主国
都市国家の宗主国になるには、
最低3の代表団を送ったうえで、他のどの文明よりも多く代表団
を送っていることが条件になります。
例えば、自国がエレバンに2の都市国家を送っていた場合、
他の文明は1しか送っていなくても宗主国にはなれません。
また、自国が3の代表団を入れていても、
他文明が4票入れていたら宗主国になることはできません。
宗主国になるメリットは、固有の宗主国ボーナスを得られる以外にも
・毎ターン外交的支持 +1。
・戦争に自陣営で参戦してくれる。
・都市国家は友好的な領土になり、ユニットの移動、回復、アップグレードできる。
・宗主国の労働者ユニットは、都市国家のタイルに手を加えることができる。
・(初めて宗主国になった文明のみ)都市国家の周囲3タイルの様子がわかる。
・宗主国はゴールドを支払い、一時的に都市国家の軍を動かすことができる。(徴兵)
・宗主国は都市国家のすべての資源の所有権を得る。
といった効果があります。
そのため、宗主国ボーナスがそこまで強くなくても
都市国家の宗主国であるだけでも十分に強力だと言えるでしょう。

3.票の集め方とクエスト
では実際に宗主国になるための代表団集めはどのように行えばよいのでしょうか?
大まかな方法は3つあります。
-
文化ツリーで代表団がもらえる研究項目を研究する
-
クエストをクリアする
-
影響力で票をためる
-
その他
順番に解説していきます。
まずは1つ目です。
文化ツリー(社会制度ツリー)には政策カードの解放以外にも、
総督の称号や代表団の獲得があります。
下の画像にある のマークが代表団獲得のマークです。
このマークがある研究が完了すると代表団が1もらえます。


代表団獲得
総督の称号獲得
2つ目はクエストでの代表団獲得方法です。
都市国家は定期的にクエストを出します。
そのクエストをクリアすると代表団が1獲得できます。
クエストの確認方法は、都市国家タブを開いてクエストを確認するか、
或いはマップの都市国家の名前の上にある「!」のマーク(下画像矢印)を
マウスオーバーすると出てきます。

クエストは都市国家ごとに異なります(確率で同じクエストを要求される場合もあります)。
そのためどの都市国家を選ぶか悩んだときは、クエストの難易度によって
決めるのも良いでしょう。
ただし、このクエストについては都市国家が敵対状態だと発生しません。
そのため敵文明と戦争になってしまうと、既に取られた都市国家の取り返しは非常に困難
になることから、都市国家の取得は早めにしておきましょう!
3つ目は影響力による票の獲得です。
影響力とは政策カードや君主制の効果などからも得ることができ、
影響力が一定数貯まると、代表団が獲得できます。



4つ目最後にその他ですが、偉人や総督などでも代表団の獲得ができます。
まずは総督アマニです。
アマニを都市国家に送ると、5T後に送った都市への代表団を2獲得できます。
総督の獲得にも限界があるのでいつアマニを採用するか非常に判断が難しいところですが、
特にほしい都市国家がある場合は積極的に活用していきましょう。
例えばヨハネスブルクなどがある場合は初手アマニでもいいくらいです!

偉人では大商人をはじめとしてたくさんの代表団偉人が存在します。
例えば、「ピエロ・ディ・バルディ」や、「ヤコブ・フッガー」、
大将軍でも「アナ・ンジンガ」なども退役後は代表団を獲得できます。
代表団偉人はたくさんいるので割愛しますが、
代表団が欲しいときは偉人タブを確認してみましょう!
他にも遺産で代表団を獲得することができます。
代表的なものはキルワ・キシワニです。
こちらの遺産は代表団が得られるだけでなく、都市国家の種類ボーナスも上昇するので
ハマればとても強力です。
ただし、遺産はコストが非常に重いため、マルチでは効果は発揮しづらいかもしれません。
ソロやロングゲームの際は面白いかもしれません!

遺産は他にも文化ツリーで解禁されるアパダーナも代表団を獲得することができます。
こちらはキルワと異なり、万能傑作スロットが非常に強力なため、
代表団目当てというよりは文化勝利の為に、マルチでもしばしば建設されます。

ここまで様々な代表団の獲得方法を紹介してきましたが、
一番手っ取り早いのは文化ツリーでの解禁です。
そのため、文化が高い人がいる場合は都市国家の争奪戦も非常に強力なので
要するに!文化!!だいじ!!!!
4.おススメの都市国家
さて、そもそもプレイ画面は今まで見てきた3D表示以外にも2Dの表示、
いわゆる「戦略画面」(下画像の状態)でのプレイができます。
こちらのメリットデメリットを説明します。
まず2D画面は下画像のようになっています。
2D画面のデメリットはまさに御覧のとおり、画面が3D画面に比べると少々質素なことです。
さて、こちらの設定方法を説明しますが簡単です。

戻って3D画面からの説明です。
この画面の左下、ミニマップの上の6つのボタンの右から2番目を押すだけです。

2D画面のメリットの方は実際に触ってみていただいた方がわかりやすいですが、
ざっくりと説明すると、
-
画面上に表示される範囲が広い
-
ユニットの移動・戦闘が3D時以上に速い
があります。
ゆったりプレイする際にはグラフィックの美麗さを堪能してほしいので
個人的には3Dがおすすめですが、
マルチや操作範囲が広くなって移動が大変になってきた場合の操作快適性は
2Dの方がおすすめではあります。
是非お好みや用途に応じて使い分けてみてくださいね。
4.裏技とテクニック
最後にちょっとした裏技を紹介します。
よく配信を見ていると、ゲーム開始と同時にマップの上下にピンを指していますね。
その理由を解説します。
さて、ゲームを始めてすぐの時はマップは見えていない部分が多いですよね?
"見えていない部分"とは、色の彩度が低い部分ではなく、羊皮紙柄の部分を指しています。
それが多いと仕様上、マップの表示範囲が限られます。
しかしそうすると、自分がマップの東西南北どのあたりにいるかわかりませんよね?
逆に東西南北のおおよその位置がわかっていると、すぐ上に普通の土地が広がっているのか
はたまたツンドラなのかの予想がつけられます。
そして、ピンを指すと位置の特定ができるようになるのです。
実際に見てみましょう。
まずこのマップを見てみると、これ(下画像)以上下を見ることができません。
どんなにドラック&ドロップしても動きません。
ではピンを打ってみます。

ミニマップ上の6つのアイコンの左から3番目にをクリックすると
「マップピン」タブが出ます。
出てきたタブから「ピンを追加」を押すと、ここが「配置」に変わります。

この状態で画面一番下の適当なところをクリックしましょう。

すると上画像のようなウィンドウが出てきます。
ここで諸々編集をすることもできますが、特に何も設定せずに「OK」を押しても大丈夫です。
またウィンドウの下の方にある「▽自分へ」のところをクリックすると、
表示の対象を選ぶことができます。
今回は私以外全員AIなので2択しかありませんが、人間が同卓のマルチではこれ以外にも
「▽チームへ」も選べますので、隕石の位置や馬の湧き位置などの情報を
チームで共有したい場合には、ここを選択しましょう。

そうしてピンを指すと下画像のように、表示範囲が増えます!(下画像)

こうしてマップ最下部の- - - - -が見えるまでピンを刺していきましょう。
これを上下ともにやると、羊皮紙柄のままではありますが、
マップの全容がおよそわかるようになるので、自分の位置がわかるようになります。
